2011年06月12日

地域で防災を考える

地元、寄宮平野区自治会の、
総会に参加してきました。

総会を始める前に、
那覇市防災室・那覇市社会福祉協議会の
みなさんを迎えて講習会が行われました。

テーマは「災害に備えた地域づくり」。

東日本大震災後のテーマだけに、
参加者のみなさんも真剣に聞き入っていました。

那覇市防災室・那覇市社協の職員のみなさんが、
日曜日にも関わらず、地域に足を運び、
地域の防災意識向上のために奮闘している姿に
ただただ敬服するばかりです。

さらに感心したのが、
防災室職員の方は、今回の講習にあたって、
平野区地域を実際に歩き、
避難経路や要注意地域を確かめ、
平野区の防災地図を作製していたことでした。

わたしも被災地を調査してみて、
地域ごとの防災計画の必要性を痛感していたので、
この地図はとても参考になりました。

地域のみなさんも地図を食い入るように見て、
質問をしていました。

「この地域の海抜は何メートルですか?」

「市民会館が避難場所らしいけれど、
 ガーブ川が氾濫していたら危ないよね」

「真和志支所が高くて上等だけど間に合うかね~?」

「隣の知事公舎に避難させてくれないかな?」

自分達が暮らしている地域だけに、
どの質問も具体的で、実効性のあるものでした。

「避難時に援助が必要な方について、
 地図の上でわかっていても、
 日頃からのお付き合いがないと、
 いざという時に声をかけられないよ」

防災の話が、
いつしか自治会のあり方について、
みなさんが真剣に話し合っています。

「向こう三軒両隣に声をかけられる平野区を」

防災に強いまちづくりは、
仲のいいまちづくりにも繋がりそうです。

地域で防災を考える


                 減災のために私たちがするべきことは


タグ :地域防災

同じカテゴリー(地域)の記事
公共交通について
公共交通について(2012-09-27 11:09)

久茂地公民館のこと
久茂地公民館のこと(2011-08-30 16:59)

太栄食堂の思い出
太栄食堂の思い出(2011-07-14 12:56)


Posted by 比嘉みずき at 23:18 │地域