2010年09月27日
無縁社会を考えた
去った日曜日は、
毎年恒例の平野区自治会敬老会に参加してきました。
今年は地域のお姉さま達に誘われて、
余興のメンバーにも入れてもらいました。
練習は十分にできなかったのですが、
本番には自分の殻をやぶって一生懸命踊りました。
こっけいな踊りなので、恥じらいがありましたが、
地域のおじいさんやおばあさんが、
手を叩いて喜んでくれて本当に嬉しかったです。
住みなれた地域で健康で長生きすること。
普通のことに思えたことが、
現代では難しくなってきています。
今回の9月議会では、
地域で高齢者が安心して暮らしていくうえで、
重要な役割を担っている、
自治会や民生委員への支援について質問しました。
那覇市当局の答弁では、
現在、那覇市の民生委員・児童委員の定数が、
459人のところ402人であり、57人の欠員となっている。
欠員の解消を図るため、
16の民生委員・児童委員協議会ごとに
民生委員推薦準備会を立ち上げていること。
などが報告されました。
また、那覇市は介護保険を認定されていない
65歳以上の高齢者4万7232人を対象に、
高齢者見守りアンケートを行っていること。
そのうち、見守りアンケートの対象となった
独居高齢者1万591人のうち、
ちゃんとアンケートに回答してきた方が4,526人
しかいないことが明らかになりました。
回答率わずか42.7%です。
回答をしていない残りの6,065人の
独居高齢者の皆さんの安否はどうなっているのでしょうか。
介護保険を認定されていないからといって、
お元気でいらっしゃるという保障はどこにもありません。
逆に、介護保険の制度、あるいは他の福祉制度も知らずに、
地域や社会と無縁になっている可能性が十分にあります。
そこで、わたしは高齢者見守りアンケートの回答がない
6,065人の独居高齢者の皆さんについて、
早急に状況把握のための戸別訪問を行うべきと提案しました。
部長の答弁は、
過去3年間に一度も回答のない独居高齢者1,752人については、
民生委員、地域相談センターで今年度中に行いたい。
とのことでした。
対応はしてくれるみたいですが、
まだまだ不十分です。
無縁社会を克服するために、
地域だけでなく、行政として何ができるのか。
大きなテーマです。

平野区敬老会はたくさんの芸能が堪能できます
毎年恒例の平野区自治会敬老会に参加してきました。
今年は地域のお姉さま達に誘われて、
余興のメンバーにも入れてもらいました。
練習は十分にできなかったのですが、
本番には自分の殻をやぶって一生懸命踊りました。
こっけいな踊りなので、恥じらいがありましたが、
地域のおじいさんやおばあさんが、
手を叩いて喜んでくれて本当に嬉しかったです。
住みなれた地域で健康で長生きすること。
普通のことに思えたことが、
現代では難しくなってきています。
今回の9月議会では、
地域で高齢者が安心して暮らしていくうえで、
重要な役割を担っている、
自治会や民生委員への支援について質問しました。
那覇市当局の答弁では、
現在、那覇市の民生委員・児童委員の定数が、
459人のところ402人であり、57人の欠員となっている。
欠員の解消を図るため、
16の民生委員・児童委員協議会ごとに
民生委員推薦準備会を立ち上げていること。
などが報告されました。
また、那覇市は介護保険を認定されていない
65歳以上の高齢者4万7232人を対象に、
高齢者見守りアンケートを行っていること。
そのうち、見守りアンケートの対象となった
独居高齢者1万591人のうち、
ちゃんとアンケートに回答してきた方が4,526人
しかいないことが明らかになりました。
回答率わずか42.7%です。
回答をしていない残りの6,065人の
独居高齢者の皆さんの安否はどうなっているのでしょうか。
介護保険を認定されていないからといって、
お元気でいらっしゃるという保障はどこにもありません。
逆に、介護保険の制度、あるいは他の福祉制度も知らずに、
地域や社会と無縁になっている可能性が十分にあります。
そこで、わたしは高齢者見守りアンケートの回答がない
6,065人の独居高齢者の皆さんについて、
早急に状況把握のための戸別訪問を行うべきと提案しました。
部長の答弁は、
過去3年間に一度も回答のない独居高齢者1,752人については、
民生委員、地域相談センターで今年度中に行いたい。
とのことでした。
対応はしてくれるみたいですが、
まだまだ不十分です。
無縁社会を克服するために、
地域だけでなく、行政として何ができるのか。
大きなテーマです。
平野区敬老会はたくさんの芸能が堪能できます
Posted by 比嘉みずき at 17:57
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