2009年05月28日

商店街の声

お昼に、とある商店街のみなさんと政治懇談会を開きました。

場所を提供してくれたお弁当屋さんは、
商店街でも日頃からつどいの場所になっているみたいで、
休憩の合間に、懇談会をのぞきに来てくれた人も結構いました。

みなさんとお茶菓子を囲んで話す懇談会は、
和やかな雰囲気で楽しくもありますが、
しかし、市民のみなさんから率直な意見も飛び出るので、
1年生議員のわたしとしては、内心は緊張しているのです。

「しかし、あれは許せないね!」
途中から参加した男性が唐突に切り出した。

不安な気持ちで続きを聞いていると、
「定額給付金だよ!あげるというから一応、貰ったけどさ、
 よく考えたら俺たちの税金じゃねーか。
 しかもあとあとには消費税をあげるんだろう。ふざけるなって!」
全く。ごもっともである。

すると隣のおばあさんが、
「貰ったら大変だね。わたしいらないよ」
怯えた顔でそう言いました。
「ウンジュ(おばあさん)だけが貰わなくても、消費税は上がるんだよ。貰っときな!」
と、威勢のいい声で男性は言いました。

国民のみなさんは、ちゃんと政治を見ている。
そして本質を突いた意見をもっていらっしゃる。
それは自らの生活への影響を中心にして考えているからだと思う。

それに比べて、いまの政治はどうだろう。
党利党略の話ばかりではないか。
「国民が主人公」。
あたりまえの政治の実現のために、
わたしはがんばろう。
あらためて決意を固めました。

男性とおばあさんの会話は止まらない。
「しかしなんで県民は、自分たちの首を絞められると分かっていて、
 自民党や公明党に入れるのかね~」

「でも最近は変わってきているよね。みんな気づきはじめているよ。
 みずきさん!あんた共産党でしょ!がんばりなさいよ!」

みなさんから激励を頂きながら店をあとにしました。
外にでたら、さっきまで降っていた雨があがっていました。

商店街の声

                       那覇の市花木 ホウオウボク


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Posted by 比嘉みずき at 23:54 │地域