2009年10月15日
決算審査終わる
長かった決算委員会が今日で終わりました。
最終日の今日は、決算に対する評決が行われました。
教育福祉委員会に付託された5つの会計決算のうち、
2008年度(平成20年度)一般会計決算、
そして、2008年(平成20年度)後期高齢者医療制度特別会計に、
わたしは反対をしました。
反対の理由としては、
一般会計は、教育委員会における公民館、図書館の警備委託事業について。
教育委員会が、委託する警備会社に対して、
警備員のみなさんが最低賃金を下回らないように、
価格設定をしているのにも関らず、警備会社は契約後に、
最低賃金の適用除外を、労働基準監督署に申請をしているからです。
その結果として、警備員のみなさんは最低賃金以下のお給料しかいただけません。
格差社会の大きな原因となっている雇用問題。
いま人間らしい働き方が問われるなか、
那覇市、自らがこうした「官製ワーキングプア」をつくりだしていることに対して、
決して軽視できる問題ではありません。よってわたしは反対をしました。
もうひとつの後期高齢者医療制度のほうは、
わたしたち日本共産党は制度の始まる前から、一貫して反対をしてきました。
今回の決算は、制度が本格的にはじまって初めての決算となります。
国民の批判の声に押されて、自民・公明政権のもとでも、
様々な軽減措置が行われた経緯もあります。
しかし、それにも関らず、今回の決算審査では、
所得の低い多くの高齢者の方々が、
保険料を納めきれない実態も明らかになりました。
年齢で医療に差別を持ちこむ、この制度の根本的問題を解決するには、
後期高齢者医療制度を廃止にするしかありません。
採決の結果は、
一般会計については共産党のわたしだけが反対。
後期高齢者医療制度特別会計については、
共産、民主、社民、そうぞう、のみなさんも反対。
しかし、いずれの決算も、
自民・無所属・公明のみなさんの賛成多数で採択されてしまいました。
今回は委員会での採択ですが、
12月議会の冒頭、本会議においてあらためて採決が行われます。
そのときには、しっかりと反対討論を尽くしたいと思います。

本日の議題が書かれている委員会の黒板。
最終日の今日は、決算に対する評決が行われました。
教育福祉委員会に付託された5つの会計決算のうち、
2008年度(平成20年度)一般会計決算、
そして、2008年(平成20年度)後期高齢者医療制度特別会計に、
わたしは反対をしました。
反対の理由としては、
一般会計は、教育委員会における公民館、図書館の警備委託事業について。
教育委員会が、委託する警備会社に対して、
警備員のみなさんが最低賃金を下回らないように、
価格設定をしているのにも関らず、警備会社は契約後に、
最低賃金の適用除外を、労働基準監督署に申請をしているからです。
その結果として、警備員のみなさんは最低賃金以下のお給料しかいただけません。
格差社会の大きな原因となっている雇用問題。
いま人間らしい働き方が問われるなか、
那覇市、自らがこうした「官製ワーキングプア」をつくりだしていることに対して、
決して軽視できる問題ではありません。よってわたしは反対をしました。
もうひとつの後期高齢者医療制度のほうは、
わたしたち日本共産党は制度の始まる前から、一貫して反対をしてきました。
今回の決算は、制度が本格的にはじまって初めての決算となります。
国民の批判の声に押されて、自民・公明政権のもとでも、
様々な軽減措置が行われた経緯もあります。
しかし、それにも関らず、今回の決算審査では、
所得の低い多くの高齢者の方々が、
保険料を納めきれない実態も明らかになりました。
年齢で医療に差別を持ちこむ、この制度の根本的問題を解決するには、
後期高齢者医療制度を廃止にするしかありません。
採決の結果は、
一般会計については共産党のわたしだけが反対。
後期高齢者医療制度特別会計については、
共産、民主、社民、そうぞう、のみなさんも反対。
しかし、いずれの決算も、
自民・無所属・公明のみなさんの賛成多数で採択されてしまいました。
今回は委員会での採択ですが、
12月議会の冒頭、本会議においてあらためて採決が行われます。
そのときには、しっかりと反対討論を尽くしたいと思います。
本日の議題が書かれている委員会の黒板。
Posted by 比嘉みずき at 22:37
│那覇市議会