2010年03月23日
31億円は少ない?
2月議会が閉会しました。
ひと月にも及ぶ長い予算議会でしたが、
代表質問や個人質問、そして委員会審議などで、
得たものは多かったです。
少しづつですが、このブログでも紹介していきたいと思います。
今朝の沖縄タイムスの「なはかわら版」で、
議会の様子が紹介されていました。
その見出しに「基金活用 是非を論議」とありました。
那覇市の旺盛な需要に応えるためには、
財源論は避けて通れません。
わたしたち日本共産党は、
市民の暮らしを守る提案をしてきましたが、
その際には財源論もしっかりと示してきました。
無駄な税金の使い方をなくしていくのも勿論ですが、
わたしたちがもうひとつ着目しているのが、
「財政調整基金・減債基金」のことです。
那覇市には特定の目的のための基金がたくさんあります。
しかしこの「財政調整基金・減債基金」は、
市の裁量によって取り崩し、活用ができる基金です。
那覇市はこの間「財政が厳しい、大変だ」といって、
市民の暮らしや、福祉、教育の予算を
どんどん削減してきましたが、その一方で、
財政調整基金や減債基金はどんどんため込んできています。
当初予算には確かに基金を取り崩しています。
しかし、年度後半には決算剰余金を生み出し、
年度末には基金から取り崩した以上の剰余金を積み戻しています。
こうした手法を繰りかえしているうちに、
平成12年度の財政調整基金と減債基金の合計は約16億円でしたが、
平成21年度末残高見込額は合計で約31億円ものため込んでいます。
私たち日本共産党は、基金そのものを否定するものではありません。
財政調整基金は、年度間の財源の不均衡を調整するための基金であり、
災害や経済事情の変動など不測の事態に備えるために必要な基金です。
そうであるならば、
市民の暮らしが厳しい今こそ、暮らしや福祉を守るために、
那覇市の内部留保とも言うべき、ため込んできた基金を大幅に取り崩し、
市民の福祉や教育、そして緊急雇用・経済対策にこそ予算を使うべきです。
今回、わたし達は市長が提案した予算に対して、
ため込んだ基金を大幅に取り崩す、
「予算の組み替え動議」を提案させていただきました。
31億円もの基金残高をどう見るか。
わたしたちと、与党のみなさんとの見解はわかれました。
基金問題については、
那覇市全体の財政バランスもみながら考えなければいけないので、
研究も大変ですが、しっかりと解明していきたいと思います。
家計が苦しいときに、貯金に力をいれるお家はないですよね?

那覇市の内部留保だと思うのです
ひと月にも及ぶ長い予算議会でしたが、
代表質問や個人質問、そして委員会審議などで、
得たものは多かったです。
少しづつですが、このブログでも紹介していきたいと思います。
今朝の沖縄タイムスの「なはかわら版」で、
議会の様子が紹介されていました。
その見出しに「基金活用 是非を論議」とありました。
那覇市の旺盛な需要に応えるためには、
財源論は避けて通れません。
わたしたち日本共産党は、
市民の暮らしを守る提案をしてきましたが、
その際には財源論もしっかりと示してきました。
無駄な税金の使い方をなくしていくのも勿論ですが、
わたしたちがもうひとつ着目しているのが、
「財政調整基金・減債基金」のことです。
那覇市には特定の目的のための基金がたくさんあります。
しかしこの「財政調整基金・減債基金」は、
市の裁量によって取り崩し、活用ができる基金です。
那覇市はこの間「財政が厳しい、大変だ」といって、
市民の暮らしや、福祉、教育の予算を
どんどん削減してきましたが、その一方で、
財政調整基金や減債基金はどんどんため込んできています。
当初予算には確かに基金を取り崩しています。
しかし、年度後半には決算剰余金を生み出し、
年度末には基金から取り崩した以上の剰余金を積み戻しています。
こうした手法を繰りかえしているうちに、
平成12年度の財政調整基金と減債基金の合計は約16億円でしたが、
平成21年度末残高見込額は合計で約31億円ものため込んでいます。
私たち日本共産党は、基金そのものを否定するものではありません。
財政調整基金は、年度間の財源の不均衡を調整するための基金であり、
災害や経済事情の変動など不測の事態に備えるために必要な基金です。
そうであるならば、
市民の暮らしが厳しい今こそ、暮らしや福祉を守るために、
那覇市の内部留保とも言うべき、ため込んできた基金を大幅に取り崩し、
市民の福祉や教育、そして緊急雇用・経済対策にこそ予算を使うべきです。
今回、わたし達は市長が提案した予算に対して、
ため込んだ基金を大幅に取り崩す、
「予算の組み替え動議」を提案させていただきました。
31億円もの基金残高をどう見るか。
わたしたちと、与党のみなさんとの見解はわかれました。
基金問題については、
那覇市全体の財政バランスもみながら考えなければいけないので、
研究も大変ですが、しっかりと解明していきたいと思います。
家計が苦しいときに、貯金に力をいれるお家はないですよね?
那覇市の内部留保だと思うのです
Posted by 比嘉みずき at 22:08
│那覇市議会