2013年07月02日

待っていた夏

今日から七月。
地面に伸びる影の濃さが、
照り付ける日差しの強さを教えてくれます。

街頭に立ち、マイクを握って訴えていると、
聞いてくれてる人が、
これまでよりも増えている気がします。

必ずしも、わたしを応援してくれている人
ばかりではありません。

むしろ、こちらには視線を向けないように、
バスが来るのを待っていたり、
信号が変わるのを待っていたり、
そんな方々が、
聞いてくれているような気がするのです。

勘違いかもしれませんが、
でも、そんな気がするのです。

こないだ、長田の路地で訴えていたら、
少し離れたところから、
おじさんがやってきました。
「うるさい」と怒られるかと思っていたら、

「なんでこんなスージーグヮーでやっているか。
 あんたいいこと言っているんだから、
 もっと大通りで訴えなさい。
 有権者は馬鹿じゃないよ。
 あんたたち党が一番真面目じゃないか。
 応援するよ。がんばれ」

と激励されました。

今日の夕方、
寄宮での演説が終わり、
近くのクリーニング屋さんにご挨拶に行ったら、
「いつまでもブレないでくれよ」
カウンターで黙々と作業をしていたお兄さんが
応援してくれました。

多くの国民が、
この国の政治を変えたいと願ってきました。
いろんな政党やブームに期待したけれど、
ちっとも、この国は変わらない。

展望が見えない閉塞感のなかで、
多くの国民が溜息をつきながら、
信号が変わるのを、バスが来るのを待っている。

この人たちに届く訴えがしたい。
振り向いてくれなくてもいいから、
うつむいた顔を少し上げてもらえたら嬉しい。

いよいよ七月です。
この国を、この街を、みんなで洗濯するぞ!


待っていた夏


            夜に「龍馬伝」を再び観ては熱くなっている今日この頃です


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Posted by 比嘉みずき at 00:11 │日本共産党