2012年09月09日

オスプレイの配備を許さない沖縄県民大会

歴史のページが開いていく、その音が聴こえました。

真夏の県民大会ということもあって、
わたしの地域でも、
高齢者のみなさんが体調のことを心配して、
参加を見合わす方が多かったのですが、
その分、若い世代のみなさんが参加してくれて、
貸し切りバスを満席で参加することができました。

静かに。だけど強い意志をもって、
つぎつぎと会場を埋め尽くしていく人々の姿をみながら、
「沖縄県民偉い!」と何度も胸でつぶやきました。

「参加者10万1千人!」とアナウンスされたとき、
拍手と指笛が鳴りやみませんでした。

登壇した発言者のみなさんから、
日米安保条約のことが語られました。

オスプレイの危険性もさることながら、
わたしたち沖縄県民が怒っているのは、
もっと根源的なものであることを、
日米両政府と本土マスコミは気づいていない。
いや、気づいていないフリをしている。

戦後67年間、
わたしたちの命や人権が脅かされているのに、
ずっとアメリカいいなりの政治がつづいている。
そのことにわたしたち県民は怒っているのだ。

もうこうしたアメリカいいなりの政治を許さない。
わたしたち沖縄県民は、
今日その立ち位置をみんなで確認しました。

その場所から見えてくるのは、
「わたしたちを苦しめいている根源には日米安保条約がある」
そのことです。

沖縄差別論を唱える人達も、
安保を認める立場の人達も、
いまその問題に向き合っていると思います。

今日の県民大会の成功は、
明日からはじまる、
また新たな県民運動のスタートにしよう。

灼熱の太陽のもと、
みんながこぶしを突きあげました。

オスプレイの配備を許さない沖縄県民大会

                        2012年9月9日 快晴



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Posted by 比嘉みずき at 20:52 │平和