2009年11月23日
曇り空とセルジオ・メンデス
せっかくの公休日なのに、
部屋にこもって、資料の整理や討論作成などの議会準備、
そして洗濯物を干したり、アイロンがけをしたりして過ごしました。
あっという間に夕方になっているではありませんか!
悔しくて涙目になりながら、こないだレコード屋さんで買った、
アルバムに針を落としました。
セルジオ・メンデス&ブラジル’66
『ルック・アラウンド~恋のおもかげ 』
大学に通っていたあの頃、
ベルベット・アンダーグラウンドや、
ソニック・ユースとかが大好きなロック少年だったわたしは、
まだ開南にあった「火の玉ホール」というクラブで、
セルジオ・メンデスの♪マシュケナダを聴いたのでした。
「なんだ、こんなオシャレな音楽。ふん!」
初めて聴いたブラジル音楽のハッピーな雰囲気に、
灰色な気持ちを抱えていたわたしは素直になれませんでした。
けれども。
地下室の暗いフロアに爆音で流れるセルメンのピアノは、
ロックと同じくらいの、ほとばしるパッションがありました。
そしてわたしは、いつの日か、
セルジオ・メンデスを通じて、
サンバやボサノバ、ラテン音楽の深淵なる音の世界に、
引きずりこまれていくのでした。
ロック好きには軽すぎて、
ブラジル音楽ファンにはポップすぎる。
なにかと中途半端な評価なセルジオ・メンデスさん。
しかし、わたしにとっては偉大な音楽家のひとりです。
こないだレコード屋さんを覗いたら、
このアルバムが五〇〇円で売られているではありませんか。
音質もいい状態ではないし、ジャケットだって破れている。
けれども。僕が救わないで誰がコイツを救うのでしょうか!
このアルバムは1968年発表された、
彼らにとっては3作目の作品だそうです。
ビートルズの「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ」や、
バカラック「恋のおもかげ」など、
60年代の名曲がセルメン節でカヴァーされています。
そして、ブラジル音楽の定番曲も並んでいて、
おもわず踊りだしたくなるのです。
そしてA面最後の曲、
「トリステーザ」、邦題「悲しみよさようなら」。
いろんなアーティストもカヴァーしていますが、
久し振りに聴くセルジオ・メンデス盤は、
やっぱり黄金のポップスなんだけれど、
なんだかその分、大人っぽく聴こえるのでした。

曇り空から陽光こぼれます
部屋にこもって、資料の整理や討論作成などの議会準備、
そして洗濯物を干したり、アイロンがけをしたりして過ごしました。
あっという間に夕方になっているではありませんか!
悔しくて涙目になりながら、こないだレコード屋さんで買った、
アルバムに針を落としました。
セルジオ・メンデス&ブラジル’66
『ルック・アラウンド~恋のおもかげ 』
大学に通っていたあの頃、
ベルベット・アンダーグラウンドや、
ソニック・ユースとかが大好きなロック少年だったわたしは、
まだ開南にあった「火の玉ホール」というクラブで、
セルジオ・メンデスの♪マシュケナダを聴いたのでした。
「なんだ、こんなオシャレな音楽。ふん!」
初めて聴いたブラジル音楽のハッピーな雰囲気に、
灰色な気持ちを抱えていたわたしは素直になれませんでした。
けれども。
地下室の暗いフロアに爆音で流れるセルメンのピアノは、
ロックと同じくらいの、ほとばしるパッションがありました。
そしてわたしは、いつの日か、
セルジオ・メンデスを通じて、
サンバやボサノバ、ラテン音楽の深淵なる音の世界に、
引きずりこまれていくのでした。
ロック好きには軽すぎて、
ブラジル音楽ファンにはポップすぎる。
なにかと中途半端な評価なセルジオ・メンデスさん。
しかし、わたしにとっては偉大な音楽家のひとりです。
こないだレコード屋さんを覗いたら、
このアルバムが五〇〇円で売られているではありませんか。
音質もいい状態ではないし、ジャケットだって破れている。
けれども。僕が救わないで誰がコイツを救うのでしょうか!
このアルバムは1968年発表された、
彼らにとっては3作目の作品だそうです。
ビートルズの「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ」や、
バカラック「恋のおもかげ」など、
60年代の名曲がセルメン節でカヴァーされています。
そして、ブラジル音楽の定番曲も並んでいて、
おもわず踊りだしたくなるのです。
そしてA面最後の曲、
「トリステーザ」、邦題「悲しみよさようなら」。
いろんなアーティストもカヴァーしていますが、
久し振りに聴くセルジオ・メンデス盤は、
やっぱり黄金のポップスなんだけれど、
なんだかその分、大人っぽく聴こえるのでした。
曇り空から陽光こぼれます
Posted by 比嘉みずき at 17:33
│レコード