2009年10月08日

鳩山首相の発言

『普天間移設 鳩山首相「辺野古」否定せず』

ポストから取り出した朝刊の見出しを見て、
「なんだよ!」と怒りが湧いたのは一瞬だけでした。
パンをかじりながら記事を読むうちに、
「まあ、予想できたことだ。期待なんかしない。しない」
と冷静になりました。   …つもりでいました。

議会に向かう道すがら、
スクーターに乗りながら、心の底がうずくのです。
多くの県民の期待をもて遊び、県民の想いを白けさせるような、
そんな鳩山さんの言葉に、怒りで心がうずくのです。

議会も終わり帰宅してすぐに、
沖縄では夕方に届く「しんぶん赤旗」を、
ポストから取り出し、広げた。

『米軍再編問題 たたかいが動かしている』

その見出しで載っているのは、
我らの赤嶺政賢衆院議員ではありませんか。

政賢さんは、
鳩山政権が、基地問題を日米間の外交の場に乗せた意義は大きいけれども、
こうした新たな局面をつくってきたのは、
沖縄県民のたたかいがあったからだということを、語っていました。

日米安保条約があるかぎり、基地の苦しみはなくならない。
普天間基地の即時閉鎖と即時撤去という立場に明確に立たなければ、
解決の道はない。

この立場にたって、
県民と共にたたかいを前に進めてきたことを語る政賢さん。

写真を見ていると、なんだか政賢さんの声が聞こえてくるようでした。
「鳩山さんの発言に一喜一憂なんかするな。
 自分たちのたたかいが、局面を切り開いてきたんだ。
 さらに前に進めるために、県民と共にたたかおう!動けみずき!」

そしてわたしは、シャツにアイロンをあてるのでした。

鳩山首相の発言

                       大きな声が聞こえるのです   



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Posted by 比嘉みずき at 23:24 │平和