2010年08月03日

1万人のエイサー

去った日曜日、
すっかり夏の風物詩となった
那覇市の「1万人のエイサー踊り隊」に参加してきました。

議員になる前に働いていた
沖縄医療生協のエイサー同好会のみなさんからのお誘いでした。
「旗持ちでいいから参加してよ!」

「あいよ!」
日頃から選挙ノボリを振るのは慣れているので、
軽く引き受けてしまいました。

しかし当日、集合場所に行くと大きな旗頭が一本…。

「やあやあ久しぶり!」
仲間たちとの再会を楽しみつつも不安な思いが消えません。
みんなは次々とパーランク―や大太鼓を担いで、
踊りの練習に余念がありません。

「旗持ちの人は遅いなあ…」
心細くなっているわたしに先輩が背中を叩きました。

「なんでみずき。お前一人で持つんだよ! 大丈夫! 気合い!」
みんな変わっていないなあ…。涙目で国際通りに向かいました。

いつもはデモ行進で歩く国際通りを、
「イーヤーサーサー!」と威勢よく声をあげて踊りました。

いろんな地域のみなさんが参加をしていて、
踊りも衣装もそれぞれ特色があって華やかでした。

最近はシンセサイザーを使った楽曲での創作エイサーも多くなりました。
女性の浴衣も膝が見えるくらい丈が短くて、
男性の衣装もとび職のズボンみたいなものが流行っているみたいです。

「しかしなんだね~」と、仲間と小言を言いながらも、
ヤンチャな青年達がエイサーを通じて、
地域活動に参加していることに頼もしさも感じました。

安里のウガンジュからパレットくもじまでの奇跡の1マイル。
無事に演技を終えて、県庁前で記念撮影を行いました。

そしてそのあと、みんなで病院に戻ります。
沖縄医療生協エイサー同好会の恒例行事、
病棟で過ごしている患者さんたちへのエイサー披露が待っているのです。

最初は大きな音に驚く患者さんたちが、
カチャーシーを踊ろうと、太鼓にあわせて手をあげる。
その笑顔をみると「来年も参加しよう」と思うのでした。

1万人のエイサー

                              夏本番!



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Posted by 比嘉みずき at 17:11 │那覇市