沖縄県議会議員 日本共産党 比嘉みずき果報 -Blog版-

今回の総選挙においても、
「基地問題」は最大の関心だと言えます。

那覇市や久米島、渡嘉敷、南北大東島などを含む、
沖縄1区の予定候補者の立場はそれぞれ分かれました。

自民党・公明党さんが応援するコクバさん
「普天間基地の辺野古移設は千載一遇のチャンス」

国民新党が応援する下地ミキオさん
「新しい政権になったら、（辺野古移設を）もう1回白紙にして考える。
　民主・国民新党の政権で1年かけ沖縄の意見を聞く」

日本共産党・沖縄社会大衆党が応援する外間ヒサコさん
「普天間基地は即時閉鎖、無条件全面撤去が県民の総意だ」

わたしが首をかしげたのは、ミキオさんの主張です。
あたかも辺野古への移設に反対のようなポーズに見えるけれど、
どうしてはっきりモノが言えないのでしょうか。
肝心なところで逃げているとしか思えません。

辺野古への移設計画を、白紙にしたその先はどうなるのでしょうか？
1年かけて県民の声を聞くと言っているけれど、
これまでずっと叫び続けてきた県民の声が、ミキオさんには聞こえないのでしょうか？

民主党のマニュフェストも発表され、
「肝心なところで逃げている」と感じた県民は多いと思います。
「現実路線」とマスコミは書きましたが、
それって自民党の政治と変わらないことですよね。

基地在るがゆえに苦しめられている県民の「現実」にこそ目を向けて、
はっきりとモノが言えるヒサコさんの演説の声が、今日も街に広がりました。
「基地のない平和な沖縄の実現にがんばります！」




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　比例候補の赤嶺政賢さんと、ヒサコさん