2014年05月21日
瀬長さんの花
幼い頃からベランダにあった植木。
ものぐさな比嘉家で、
日照りと風雨にさらされ続けてきました。
それでも毎年、花を咲かす。
ある日、父が思い出したように話した。
なんと瀬長亀次郎さんから頂いた植木だそう。
自慢げに話す割には、
割れたプランターのなかで、
乾いた土に埋もれているだけに見えた。
父の手を離れ、今はわたしが譲り受けた。
古い鉢のなかで、
雑草さえも枯れ果てているのに、
その植木の花は今年も咲いた。
今日、思い切って新しい鉢に植え替えた。
古いプランターから掘り起こしたら、
乾いた土にしっかりと根を張っていた。
名前も知らない花だけれど、
なんだか瀬長さんのように見える。
不屈の花。
きな臭い時代になってきたけれど、
沖縄県民がんばれ。
新しい土に咲く花から、
そんな声が聞こえた気がした。

ものぐさな比嘉家で、
日照りと風雨にさらされ続けてきました。
それでも毎年、花を咲かす。
ある日、父が思い出したように話した。
なんと瀬長亀次郎さんから頂いた植木だそう。
自慢げに話す割には、
割れたプランターのなかで、
乾いた土に埋もれているだけに見えた。
父の手を離れ、今はわたしが譲り受けた。
古い鉢のなかで、
雑草さえも枯れ果てているのに、
その植木の花は今年も咲いた。
今日、思い切って新しい鉢に植え替えた。
古いプランターから掘り起こしたら、
乾いた土にしっかりと根を張っていた。
名前も知らない花だけれど、
なんだか瀬長さんのように見える。
不屈の花。
きな臭い時代になってきたけれど、
沖縄県民がんばれ。
新しい土に咲く花から、
そんな声が聞こえた気がした。
Posted by 比嘉みずき at 15:57
│日々のこと