2009年06月27日

わたしたちの権利

明日から那覇市議会選挙がはじまります。

公職選挙法第142条では、
「選挙運動のために使用する文書図画は、
 規定された葉書やビラのほかは、頒布することができない」とあり、
ブログは「文書図画」とみなされており、自粛しなければならないそうです。

情報化社会と言われるいまの時代、おかしな解釈だと思いますが、
選挙期間中はとりあえず、ブログをお休みさせていただきます。

               *

この4年間議員活動を通じていろんな方々との出会いがありました。
「議員」と呼ばれても、まだくすぐったいくらいの私ですが、
いろんな方と対話をして嬉しくなるのは、
「これまで政治に興味も期待もしていなかったけれど、これからは考えたい」
と言ってもらえたときです。

確かにいまの政治には、おかしなことがたくさんあります。
もうテレビに何度、「ふざけるな!」と叫んだかわかりません。
新聞に何度、「やっぱりな…」と白けたかわかりません。

でも。それでは世の中は変わらないんだと思います。
テレビに怒っても、新聞に嘆いても、
政治を変えなければ、わたしたちの暮らしは良くなりません。

「あんたの言っていることは理想だよ」
と言う人もいます。

だけど。政治が理想を語れなくなったら、あまりにも淋しいじゃないですか。
政治には理想を実現するだけの力がある。
わたしはそのことを信じて、マイクを握っています。

わたしたちには政治を変えることができる「一票」をもっています。
選挙は民主主義の根幹をなすものです。
明治憲法下では選挙権は一定の税金を払った
25歳以上の男性のみにしか与えられませんでした。
女性は、選挙権は戦後になるまで与えられませんでした。

多くの先輩たちが、長年の歴史の中で手にいれた
「権利」をしっかりと行使しようではありませんか。

「政治不信」の背景には政治家の汚職や金権腐敗、
あるいは「私ひとりでは何も変わらない」という諦めにも似た無力感だと思います。
でもそれで諦めてしまったら、喜ぶのはそういった政治をしている人達です。

以前、とある国のある首相が選挙のときに、
「有権者は寝てしまってくれてたほうがいい」と発言し、大ヒンシュクを買いました。
大きな権力に負けないためにも、
有権者一人ひとりが「主権者」であることを自覚して、
政治に参加することが大切だと思います。

お金持ちも貧乏人も、もっている票は1票だけ。
みんなで選挙に行って、民主主義に参加しましょう!

わたしたちの権利

                            いざ!


タグ :選挙那覇市

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Posted by 比嘉みずき at 23:49 │那覇市議選