無保険の高齢者488人

比嘉みずき

2012年08月18日 16:34

昨日は沖縄県後期高齢者医療広域連合議会の日でした。

どれだけこの制度が高齢者を苦しめているか、
その実態を明らかにするために、
保険証について質問をしました。

当局の答弁で明らかになったのは、
今年8月1日現在で、
保険料滞納者が2727人。
短期保険証が1410人。

そして有効期限が切れて、
保険証を未更新している高齢者、
いわゆる「無保険状態」の高齢者が
488人いることが明らかになりました。

後期高齢者医療制度が始まる以前、
老人医療保険制度のときには、
高齢者から保険証をとりあげることはありませんでした。

それは高齢者の命に直結する問題だったからです。

みなさんもご存じのように、
後期高齢者医療の保険料は、
「年金天引き」が原則です。

ではなぜ保険料を滞納する方がいるのでしょうか。
実は先程の人数のそのほとんどが、
年金天引きができない低所得の方々なのです。

民主・自民・公明党は3党合意のなかで、
最低保障年金の導入、後期高齢者医療制度の廃止を、
棚上げすることを確認し、消費税増税法を強行採決しました。

何が「税と社会保障の一体改革」でしょうか。
総選挙がんばるぞ!!




                         一番前の席なんです

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