那覇市の防災力
東日本大震災後、
市民のみなさんからのお問い合わせが増えています。
「那覇市の食糧備蓄の状況は?」
「津波警報はここまで聞こえるの?」
「どこに避難したらいいかねえ~?」
「防災マップ届いたけれど、これで大丈夫?」
大自然の猛威に、
わたし達ができることは日常からの「備え」です。
市民のみなさんから寄せられた
意見を大事にしながら、
日本共産党那覇市議団も
調査研究を進めていきたいと思います。
早速、わたしたち那覇市議団は、
那覇市消防本部のみなさんとの勉強会を開き、
意見交換をしました。
多くの貴重なお話を聞くことができたのですが、
特に印象的だったのは、
阪神淡路大震災のときに被災者を救護したのは、
消防隊のみなさんよりも、
一般市民のみなさんのほうが多かったことでした。
そこで那覇市消防本部としても、
市民による消防団の組織にも
力を入れていきたいとのお話でした。
地域の力を高めていくことはもちろん重要ですが、
行政としての消防機能を充実させていくことは、
住民の生命・財産を守る自治体としての最優先事項です。
那覇市消防本部のみなさんは、
これまで、限られた予算配分のなかで、
その尊い職責を果たしてきました。
しかし、圧倒的に足りない消防職員の人数や、
老朽化した消防施設など、
現場の努力だけでは解決できない課題が山積しています。
「災害に時なし、場所なし、予告なし」
市民の目線で那覇市の防災力を
点検していきたいと思います。
出番は少ないほうがいいけれど…
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