反貧困沖縄ネット
今日は共産党の財源論はお休みして、
本日参加してきた「くらしの困りごと相談会」の、
感想を報告したいと思います。
この相談会は、6月24日に結成された、
「反失業・反貧困沖縄県ネットワーク」(反貧困沖縄ネット)
が主催となっているもで、今回がその第一回目でした。
会場には弁護士、県労連、民医連、新婦人の会、医療生協と、
その道のプロの方々が相談員として座っていらっしゃいました。
わたしも市議会議員として、3人の方から相談を受けました。
一人目の方は、社会福祉協議会から借りている、
「生活福祉資金貸付金」の返済についてでした。
元金に対する利子はそれほどでもないのですが、
支払いが遅れた場合には、延滞利子が「延滞元金につき年10.75%」
になっているようです。
制度の主旨からも、もう少し配慮があってもいいような気がします。
とりあえず、社会福祉協議会からの説明も聞いてみることにして、
宿題とさせてもらいました。
二人目の方は、「消えた年金」問題でした!
数年前、この方は厚生年金の支給通知をみてびっくり。
「ある時期の記録が載っていない!」。
すぐに社会保険庁に掛け合うも、「間違っていない」の一点張り。
しかし昨年の騒動で、年金定期便が届いた。
やっぱり記録は消えたままだったので、
もう一度、社会保険庁に行ったら「そうですね。消えてます」とあっさり認めた。
しかし、そこからが大変。
消えた年金がいっこうに返ってこない。
結局、そうしている間に、生活困窮になり生活保護受給へ。
そして最近、遂に消えた年金が振り込まれた。
しかし、生活保護課から「そのお金は保護課に全額、返して下さい」と言われた。
う~ん…。
生活保護課からの説明も聞かないと、何とも言えないけれど、
仮に、返済しなければならないにしても、この人の悔しい気持ちは理解できる。
今週一緒に説明を聞きに行きましょうと、
宿題になりました…。
三人目の相談者は、
借金返済の件で、一緒に手続きを行うことになりました。
結局、三件とも宿題になり、
後日一緒に継続してとりくむことになりました。ふー
だけど、これがわたしのお仕事!
国民いじめの政治に、手をつないでがんばるのです!
この「くらしの困りごと相談会」は、
今後も毎月第一土曜日の午後2時から5時まで、
沖縄民医連会議室(新沖縄協同病院となりの健康企画ビル3階)
にて行われます。
お気軽にご相談ください。
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