鏡原中学校に調査に行きました

比嘉みずき

2011年10月06日 21:07

今週から那覇市議会は、
2010年度決算委員会がはじまっています。
税金の無駄使いは無いだろか?
市民目線でがんばります。

今日は決算委員会終了後、
教育福祉常任委員会の所管事務調査で、
鏡原中学校の地盤沈下について、
現地調査に出かけました。

鏡原中学校は、
1950年代に当時の米国民政府の許可のもと、
漫湖を埋め立てて建設された経緯があります。

開校から10年を経過した頃から、
地盤沈下が確認されていたそうです。

実際に現場に行くと、
まるで校舎が地面から、
浮いているような錯覚を憶えるほどの落差でした。

その差、実に50cm。
あまりにも沈下が激しいので、
応急的な階段や、スロープを取り付けているほどでした。

体育館と地面の間には、
真っ暗な隙間が広がり、
教頭先生のお話では、
マングースーが住んでいるとのことでした。

笑うに笑えない状況ですが、
学校校舎の改築については、
まだ実施計画にもあがっていないそうです。

閉館をして立ち入り禁止となっている
沖縄少年会館については、
危険性を強調しておきながら、

多くの生徒が毎日通っている、
鏡原中学校の地盤沈下については
放置を続けている。

いったい那覇市の安全・安心とやらは、
どこに基準を置いているのでしょうか。

空高く 声は響くよ 学び舎に
沈む地面は 溜め息を吸い



           カメラマンさんの右に注目!地盤沈下で50センチの闇


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