委員会での心理戦

比嘉みずき

2010年03月08日 23:40

今週も教育福祉委員会で議案・予算審議が続いています。

委員会が始まる前の数分間、
委員会室では、与党席に座る先輩議員のみなさんとも談笑をしているのですが、
いつも言われるセリフがあります。

「えー みずき。今日は午前中で終わらせような!」
「今日、早く終わるかどうかは、みずき次第だなー」
「強いて反対する中身じゃないよな。早く終わるよな?」

委員会でいつも質問回数が多いわたしに対して、
暗に質問を控えろというプレッシャーをかけているのです。
先輩のみなさんが、本心からではなく冗談で言っているのはわかるのですが、
やっぱり、ちょっと淋しい気持ちになります。

(じゃあ、何のために我々はここにいるのか!?)
わたしは心の中で、唇を噛みながら、
先輩のみなさんには、にこやかに微笑み、
その場をしのぐことにしています。

そして委員会審議がはじまると、
元気よく手を挙げて、遠慮なく質問をさせてもらっています。
先輩たちの席からは「フゥー」という落胆のため息が聞こえ、
今日も委員会審議がはじまっていくのでした。

でも、こうした与党の先輩たちとの心理戦のなかで、
新人議員のころは変に委縮してしまい、
質問を遠慮してしまいがちな頃もありました。

けれども二期目を迎えて、少しは心臓に毛が生えてきたのかもしれません。
「市民の負託を受けてこの席に座っているんじゃい!」
しっかりと審議権を行使していきたいと思います。

委員会が終わった後、廊下を歩いていると、
わたしに質問を短くしろと言っていた先輩議員が近付いてきて、
「まだまだ質問が生ぬるいよ!ツメが甘い!ツメが!ガハハハ!」
と追い越して行きました。

くやちー!
明日も徹底的に議論します!



                     帰り道の壺屋やちむん通り

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