委員会での心理戦
今週も教育福祉委員会で議案・予算審議が続いています。
委員会が始まる前の数分間、
委員会室では、与党席に座る先輩議員のみなさんとも談笑をしているのですが、
いつも言われるセリフがあります。
「えー みずき。今日は午前中で終わらせような!」
「今日、早く終わるかどうかは、みずき次第だなー」
「強いて反対する中身じゃないよな。早く終わるよな?」
委員会でいつも質問回数が多いわたしに対して、
暗に質問を控えろというプレッシャーをかけているのです。
先輩のみなさんが、本心からではなく冗談で言っているのはわかるのですが、
やっぱり、ちょっと淋しい気持ちになります。
(じゃあ、何のために我々はここにいるのか!?)
わたしは心の中で、唇を噛みながら、
先輩のみなさんには、にこやかに微笑み、
その場をしのぐことにしています。
そして委員会審議がはじまると、
元気よく手を挙げて、遠慮なく質問をさせてもらっています。
先輩たちの席からは「フゥー」という落胆のため息が聞こえ、
今日も委員会審議がはじまっていくのでした。
でも、こうした与党の先輩たちとの心理戦のなかで、
新人議員のころは変に委縮してしまい、
質問を遠慮してしまいがちな頃もありました。
けれども二期目を迎えて、少しは心臓に毛が生えてきたのかもしれません。
「市民の負託を受けてこの席に座っているんじゃい!」
しっかりと審議権を行使していきたいと思います。
委員会が終わった後、廊下を歩いていると、
わたしに質問を短くしろと言っていた先輩議員が近付いてきて、
「まだまだ質問が生ぬるいよ!ツメが甘い!ツメが!ガハハハ!」
と追い越して行きました。
くやちー!
明日も徹底的に議論します!
帰り道の壺屋やちむん通り
関連記事