那覇市の国保

比嘉みずき

2009年10月06日 23:18

今日は平成20年度決算審査の一日目でした。

本日のハイライトとしては、
国民健康保険特別会計について、
平成20年度、那覇市の国保会計は13億円もの赤字になったとの報告でした。
13億円…。

わたくしからは、
この数字がいかに大きいものかを明らかにするために、
前年度との比較と、その原因を質問しました。

当局の答弁では、
前年度は3億円の赤字であったこと。
今年度10億円も赤字が増えたのは、ひとつには後期高齢者医療制度が始まり、
国保会計への税収入が減ったこと。
また、退職者保険制度の廃止による、税収入の減少が大きいことが
主な原因とのことでした。

確かに昨年度の医療制度改革(改悪ですよね)によって、
歳入面での影響は出るかも知れません。
しかし、同じように歳出面では、
後期高齢者医療制度への移行によって、75歳以上のみなさんの
医療費は減っています。

制度変更のみに、13億円もの赤字を正当化できるもではありません。

わたくしは再質問をして、
国保会計の健全化のためにも、
那覇市の一般会計からの繰入金を増やし、
那覇市の高すぎる国保税を引き下げることを求めました。

当局は平成20年度の国保税収納率は90%であること。
これから収納率が悪化し、90%を下回ってしまうと、
国から4億円もの交付税削減のペナルティを受けること。
を明らかにしました。

また、わたくしからの提案である、
一般会計からの繰入れについては、
市民の責任ではない、制度改正分については繰入れをしていく。
との答弁をしました。

高すぎる那覇市の国保税を引き下げるために、
重要な答弁を引き出すことができました。

決算委員会が終わって、台風の影響で風が強くなる中、
11月15日に投票が行われる、
糸満市議会議員会選挙の応援に行ってきました。

糸満市前端区公民館での集会に参加したのですが、
地域のみなさんの熱気に、わたしも自らの闘志に火をつけました!



                前端区公民館はなんだか懐かしいにおいがしました。

関連記事