休みの日
今年は市議会選挙、総選挙、そして九月議会と、
休む暇なく突っ走ってきました。
そしてついに、本日、正真正銘の「休養日」をいただきました。
ある意味では「お仕事」と「日常」の区別はない、このお仕事。
志したその日から、腹をくくっておりました。
それでもやっぱり、丸一日休みというのは、特別な一日であります。
「おもいっきり朝寝をしてやるぞ!」と張り切ったものの、
目覚ましよりも早く起きてしまいました。小学生の頃と変わりません…。
燃えるゴミを出して、
部屋のあらゆる窓を開け放して、ゆっくり朝刊を読みました。
でも、記事の中身は覚えていません。
もう、休日を過ごしていると考えるだけで、浮足立っているのでした。
午前中から好きな音楽をかけながら大掃除をしました。
雑巾をかける手さえ踊るのでした。
不思議と携帯電話も鳴らず、
時折通り過ぎていく車の音だけが、
時間が過ぎていることを思い出させるのでした。
ベットのシーツを換えた頃に、
友達から「久し振りに呑もうぜい」とお誘いを受けました。
熱いシャーワーを浴びると、もう街は夜なのでした。
夜の国際通りは観光客でにぎわい、
なんだか、わたしのほうが来訪者のようでした。
友達とくだらない話で盛り上がり、
映画や音楽や本について語り、
お酒を酌み交わしました。
なんでもない休日ですが、かけがいのない一日なのでした。
秋の音楽 ニック・ドレイク
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