ウークイの夜
毎年、お盆は名護の祖父の家で過ごすのですが、
九月議会の個人質問の発言通告が明日のため、
今年は那覇で過ごしました。
一日中、家のなかで資料を読みこなしながら、
論戦を組み立てていました。
考えに煮詰まったら、洗濯物を干したり、
食器を洗ったりと、部屋が片付いていきます。
観葉植物の土だって換えてみました。
日も暮れて、
ある程度、論戦の骨格がまとまってきたので、
風呂に入りました。
寄宮の実家には
母親方の仏壇があるので、
お線香をあげながら、晩ごはん食べに行こうと、
部屋を出ました。
与儀のスージグヮ(小道)を歩いていると、
どこからか三線のチンダミが聞こえてきます。
青年会のみなさんが、夜が更けるの待っているようです。
那覇でもエイサーが聞けるようになったんだなあ。
「地域のコミュニュティが希薄化してきた」
「若者が元気がない」「ゆいま~る精神はどこへ行った」
大人のみなさんが心配するほど、
沖縄の文化や、地域の絆は変わっていないみたいです。
台風が近づいているのか、雲の流れが早いのでした。
与儀の路端にて
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