那覇市教育委員会跡地について

比嘉みずき

2011年02月24日 22:21


昨日、個人質問を無事終えることができました。

今回とりあげた質問は、
「高齢者の健康づくりについて」
「宮城区南自治会の生活道路整備について」

そして「那覇市教育委員会跡地利用について」
についても質問しました。

与儀公園の向かい側、
ひめゆり通りにある那覇市教育委員会。
ご存じの方も多いと思いますが、
現在、その建物が取り壊されています。

建物の老朽化に伴い、
取り壊しが決まった那覇市教育委員会。
現在は「とまりん」のなかに移転しています。

来年の秋ごろには、
泉崎に建設中の那覇市役所新庁舎のなかに、
教育委員会も入居することになっています。

これまで、その経緯について、
那覇市議会のなかでは報告がありました。
しかし、市民に対してはどうだったでしょうか。

きっとほとんどの市民の方は、
何も知らされていなかったと思います。

実はわたし自身も、
そのことに気づかされたのは、
地域の方からの一通のメールでした。

その方のメールは、
取り壊されていく那覇市教育委員会を見ながら、
今の市政運営に対しての不安の気持ちが綴られていました。

「真和志から公共施設がなくなり
 その一帯は魅力のない
 那覇の僻地になるのではないでしょうか」

その方のメールを読んで、
わたし自身も反省しました。

市議会議員という、わたしたちの仕事は、
ともすれば議場のなかの議論で
満足しがちな場合が多いかもしれません。

でも本当は、
地域のなかで問題は起きていて、
地域にこそ議会の中身を返していくべきです。

そういった意味で、わたし自身、
地域にとって顔の見える政治家になっているだろうか?
自問自答しました。

雨ニモマケズ、
風ニモマケズ。

東に西に。南に北に。
地域の人々のために走ろうと決めた、
あの頃の気持ちを、
いま思い起こしています。



取り壊されてる那覇市教育委員会庁舎

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