「うちではロックは似合いません」

比嘉みずき

2010年05月19日 21:48

こないだラジオ出演したときのことを
報告したいと思います。

放送日当日になっても
訴える内容が定まらずに、うろたえていると
ラジオ局の方から電話が鳴りました。

「みずきさん!大変申し訳ございません!
 テンブス広場で訴えてもらう予定でしたが、
 本日、他のイベントがあるようです。
 ラジオ局の室内からの放送でお願いします!」

国際通りに向かって訴えるなんて大変だこりゃ!
と思っていたわたしにとっては、
願ったり叶ったりのご提案でした。

かくして運命の時間になり、
テンブス館内にあるFM21さんのスタジオへ行きました。

案内されたラジオ局の室内は、
本格的な音響機材がそろっていてかっこいいのでした。

番組が始まるまで少しの間、
パーソナリティを務めるお姉さんと懇談しました。
思い切って、ささやかなお願いをしました。

みずき 「リクエストできますか?」
お姉さん「どんな曲がいいですか?」
みずき 「ロックが好きなんですが…」
お姉さん「ロック…!? うちの番組には似合いませんね…」

言わなければよかった…と早くもいじけそうなわたしに、
お姉さんが「この番組はいつも沖縄民謡をかけているのよ」
と説明してくれました。

民謡!?

党のほうから出演依頼があったときには、
「国際通りでやるから若者向けだろう。いっちょうがんばれや!」
と聞いていたのです。

「若者むけと聞いてたから演説も雇用問題から組み立てたのに…」

頭のなかが真っ白になっているわたしに、
スタッフの方がヘッドホンを手渡し「そろそろです!」
と言うのでした…。

つづく。



                        ジャズボーカルの気分

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