今日の午前中は、昨年のテント村から継続して
生活相談にのっている2人の方の支援を行いました。
そして午後は『那覇市消防出初式』に参加してきました。
議員になってから、毎年参加している出初式ですが、
今年一年の那覇市の安全を願うと同時に、
日頃の救急消防隊のみなさんの訓練の様子などが見学できて頼もしいのです。
しかし、なんといっても…寒い!!
北風が吹くなか外で何時間も座っているのは正直きつかったです。
でも、救急消防隊のみなさんは、それこそ雨の日も、夏の日も、
台風や災害時にも、市民の安全を守るために日夜がんばってるのです。
心から敬意と感謝の気持ちがあふれてきます。
わたし自身も那覇市の救急隊のみなさんに、
日頃からお世話になっている市民のひとりです。
ほかのみなさんはどうかはわからないのですが、
わたしは歩いていると、倒れている人に遭遇することが、ままあります。
昨年は2回出会いました。
お一人は貧血で、もう一人は坂道で転んで足を骨折。
その際にいつも119番にかけて、
那覇市の救急隊のみなさんが駆けつけてくれました。
年に2回…。この数字が多いのか少ないのかはわかりません。
しかしなんと、昨日またしても路上で倒れている方を発見!
夕暮れ時に寄宮地域を車で通ったら、
雨のなか女性が倒れているではありませんか!
びっくりして駆け寄ると、
どうやら雨のなかを、重い荷物を持って歩いていたら、
踵の高い靴を履いていたので転んだようです。
そしてお話をしていてわかったのですが、お酒をかなりお召しになっている…。
判断に迷ったのですが、自力で立つこともできず、
暗い夜道では交通事故などの二次被害も懸念され、
しかも基礎疾患ももっていて、頭も強く打っているみたいでしたので、
119番通報しました。
電話で対応してくれた救急隊の方は、
親切丁寧に状況を聞いてくれて、すぐに救急車を配車してくれました。
通りすがりの地域の方も心配して一緒に介抱してくれました。
救急車が来る間、女性の不安を和らげるためにみんなで話しかけていると、
「みんななんでそんなに優しくしてくれるの。ありがとう。ありがとう」と、
雨か涙か、化粧を崩しながら、みんなにお礼を言っていました。
「お母さん、世の中捨てたものじゃないでしょ!相談事があったら連絡してね」
なんだか寅さんの映画のようでした。
通報から五分も経たないうちに救急車が到着して、
救急隊のみなさんが彼女を担架に乗せ、救急車に運びました。
救急車のなかでは応急処置がされているらしく、
夜道に救急車の明かりが煌々と輝いて見えるのでした。
応急処置も終わったらしく、救急隊の方が降りてきました。
わたしは内心、(もしかして軽度の症状で救急車を呼んじゃったかな…?)
と心配していたのですが、救急隊の方は、
「通報のご協力ありがとうございました!いまから救急病院に搬送します!」
と、おっしゃるではありませんか!!
誇りをもって働く那覇市救急隊。この街をまたひとつ好きになるのでした。
頼もしいかぎりです