梅雨明け宣言
今日も街頭宣伝をしていたら、いろんな方と出会いました。
わたしが訴えていると、演説の途中だろうとなんだろうと、
「みずきさん、かんなじゅだよ、かんなじゅだよ」と、
日傘をさして近寄ってくるおばあさんがいます。
「必ず、勝ちなさいよ、必ずだよ」と応援してくれて、とても嬉しいのですが、
握手をする際に、わたしのマイクからおばあさんの声もスピーカーから流れていきます。
「かんなじゅだよ、かんなじゅだよ」
おばさんの声と、あわてるわたしの声がスピーカーから流れ、
どこまで演説をしたか忘れてしまい、困ってしまいました。
でも、あのおばあさんの声には、いまの政治への切実な願いがこもっていました。
もしかしたら、どんな政治家の訴えよりも、胸に届く言葉かもしれないなあ。と思いました。
「かんなじゅだよ、かんなじゅだよ」
移動中に携帯が鳴りました。
「みずきさん!選挙はどんなあね?いっぱい出るってね?厳しいんでしょ?」
すぐには思い出せなかったのですが、
数年前に借金問題で相談にのった方でした。
「5人はね。必ず投票するから。もっと声かけるから、必ず勝ってよ!」
宣伝カーをコンビニの駐車場に停めて、コーラを買った。
この4年間で出会った相談者の方々を思い出した。
太陽が団地の洗濯物に、勢いよく照りつけている。
そろそろ梅雨明けかもしれない。
コーラを飲み干して、また次の地域に移動した。
「地域のみなさん、政治の梅雨明けもこの那覇市から!」
かんなじゅです
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