生活保護行政の改善申し入れ
大事な報告がありました。去った18日(月)に、
わたし達日本共産党那覇市議団と党地区委員会は、
那覇市に対して「生活保護行政への改善申し入れ」を行いました。
昨年来の景気悪化で、市民からの相談が増えています。
こうしたなか、相談に行った市民の方から
「午前中に申込みに行っても、相談者がいっぱいで今日はできない」
「申請しても、決定までにはひと月もかかると言われた」
などの苦情が寄せられていました。
対応していただいた、與儀弘子副市長は、
今年に入り相談件数が1日30数件と急増し、
対応できない日が4月に8日間あったことを認め、
「心からお詫びしたい」と述べました。
また那覇市のケースワーカーが、
法定基準よりも18人少ないことも明らかにしました。
わたしたち日本共産党では、それぞれの地域で、
日常的に「無料生活相談活動」を行っています。
相談者のなかには、こうした制度があること自体を知らない方もいます。
また、高齢者の方ほど生活保護を受けることをためらい、
なかなか相談窓口に行こうとしません。
そうした困っている人が、勇気を振り絞って相談に行ったのに、
相談さえ受けることができない。
こんなことがあっていいはずはありません。
生活保護は憲法25条で保障する「生存権」を具体化した
最後のセーフティネットです。
那覇市に対して、あらためて体制の強化を要請しました。
那覇市応接室での申し入れ
関連記事