限界点を超えた県民の怒り

比嘉みずき

2010年05月23日 23:06

鳩山首相が二度目の来県をしました。

今回は正式に県民に基地を押し付けることを、
お願いに来たようです。

自民・公明党政権が踏んできた同じ轍を、
民主党・社民党・国民新党の
鳩山連立政権は繰り返しました。

否、自らの公約を破り、
さらに県民の願いを裏切ったという意味では、
前政権よりもひどい選択をしました。

今朝もわたしたち県民は抗議集会に参加しました。

何度も何度も声を枯らして叫んできた県民の思いを、
鳩山首相は裏切ったのです。

だけど。
県民は少しも落ち込んではいません。
もう怒りの限界点は超えたのです。

政権交代からの数カ月間、
県民は様々な政治的な体験をしてきました。

昨年11月の宜野湾市での県民大会。
今年1月の名護市長選挙勝利。
県議会・市町村での意見書・決議。
そして参加者九万人を超えた『4・25県民大会』。
鳩山首相来県。
大雨の普天間基地包囲行動の成功。

もし鳩山連立政権が、
「これで県民もあきらめるだろう」と
ほんの少しでも思っているのなら、
大きな過ちです。

この島に基地建設は無理です。
なぜならこの島には、
誇り高く勇気ある島人がいるからです。

ウマンチュ(御万人)をなめんなよ!



                 民族の怒りに燃えている島なのです


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