学童支援センター設置へ

比嘉みずき

2009年09月13日 11:58

琉球新報が「ただいまの行方」と題した、
県内学童保育事情の特集をはじめています。
今朝は一面トップに記事があり、
県民の関心の高さを表していると思います。

今議会における、わたしの個人質問のなかで、
雇用問題と関連して、
国の「ふるさと雇用再生特別交付金」を活用して、
介護や子育て分野での事業をすすめるべき、
と提案させていただきました。

佐賀県がすでに取り組んでいるようで、
学童クラブ連絡会に事業を委託し、
支援センターの支援員が、各地域の学童クラブを訪問し、
相談支援活動を行う事業です。

わたしはこのような事例も紹介しながら、
当局に実施検討を促したのですが、
部長は、聞いている事業については答えず、
こちらの趣旨とは違う答弁を返してきました。

限られた質問時間で、
このような誠実さに欠ける答弁をされると、
ホントに腹が立ってきます。

わたしたち議員は、
わずか15分の個人質問のなかで、
秒刻みで、論戦を組立てています。
わたしとしても、他の質問も残っているため、
次の質問に移ろうとしていました。

しかし、さすがに議場の先輩たちからも、
部長の答弁に「聞いたことに答えろ!」と野次が飛び交い、
わたしはその声に押されて、再度答弁を求めました。

結局、あまり積極的な答弁は帰ってこず、
那覇市の姿勢にがっくりしました。
いつも「財政が厳しくて…」と言い訳をするけれど、
こうして活用できる交付金があっても取り組まない。
学童問題はあらためて、
大々的に議会で取り上げていこうと誓ったのでした。

嬉しいことに、
今朝の新聞の社会面に、
「県、学童センター設置」との見出しで、
まさにわたしの提案していた事業について、
県が取り組むとの記事が載っていました。

那覇市当局は果たしてこの情報を知らなかったのか?
知っていたのに、
わたしの質問に答えなかったのであれば、ちょいと問題です。

いずれにせよ、学童のみなさんにとって、
朗報であることには変わりません。
いい日曜日だ!



                         喜び跳ねる指

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