道はつづくよ

比嘉みずき

2010年07月14日 22:49

参議院選挙が終わりました。

消費税増税や普天間基地問題、
街頭から一生懸命に訴えました。
手応えもあったのですが、
選挙区でも比例でも後退という結果になりました。

「共産党は良いこと言っているのに、なんで選挙で勝てないの?」

地域のみなさんから聞かれるその問いの答えを、
わたし自身もじっくり考えたいと思います。

残念な結果でしたが、特に基地問題については、
沖縄のこれからにとって、
重要な選挙にすることができたと思っています。

これまで基地を押し付けてきた自民党のみなさんが、
少なくても沖縄では「県内移設反対」を言わざるを得なくなったこと。

そして基地問題の解決方法として、
わたしたちが訴えてきた「無条件撤去」が、
選挙において争点のひとつになったこと。

これらの意義はとても大きいと思います。

名護市長選挙で基地建設反対派の稲嶺市長の勝利、
県議会をはじめ各市町村議会での「県内移設」反対決議。
そして11万人余の4・25県民大会の成功。
二度にわたる鳩山総理の来県と裏切り。
大雨のなかの普天間包囲行動。

ひとつひとつの運動はつながっている。
そのなかで県民は海兵隊の抑止力に疑問を持ち、
基地問題の根っこにある日米安保条約について考えました。

きっとその流れはこれから
ますます大きなうねりになっていくと思います。
また、その流れを大きくしていくことが、
わたしたち政党の役割でもあると思います。

沖縄から米軍基地をなくしていく道は険しくつづいていて、
わたしたちはまだまだその坂道の途中なのだと思います。
「よっこらしょ」。明日からまた一歩、前に進もうか。




                       走りつづけるわたしの愛車

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